この記事は、
・ロングセラーになっているアドラー心理学『嫌われる勇気』が気になっている。
・アドラー心理学『嫌われる勇気』の感想が知りたい。
・アドラー心理学『嫌われる勇気』の内容が知りたい。
・劣等感を日々感じている。解決策を知りたい。
こう言った人に有益な記事でありオススメしたい本となっています。
今回は、上記の内容を解説していきます。
『嫌われる勇気』めちゃめちゃ面白いです。本でもAudible(オーディブル)でも読んで聴いた僕が自信を持っておすすめするロングセラー本です。
※Audible(オーディブル)が気になる方へのリンクも貼ってあるので、気になる方は是非最後まで読んでいって試してみてください。『嫌われる勇気』が完全無料で聞けます。
目次
アドラー心理学『嫌われる勇気』読んでみた感想の前に本の内容は?
本書は、フロイト、ユングと「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話」という物語形式でわかりやすく読者にアドラーの思想(アドラー心理学)を紹介していきます。
欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という人間誰しもが一度は思う問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。
この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの「幸福論」は
ほかの誰でもない読者(あなた)が、読者(あなた)らしく生きていくためのヒントを与え、考えさせられる内容となっています。
職場や学校で、誰もが直面する人間関係の悩みを解決へと導く手助けになる内容になっています。
一般的な哲学書の永遠と教えを述べている単調な内容とは違い
登場人物は青年と哲人の二人だけで、二人が対話していくという物語形式になっているので読みやすく内容が頭に入りやすいです。
※何回も読み返して、落とし込んでいくのをオススメします。
アドラー心理学『嫌われる勇気』の感想と読んでみた3つの気づき
特に印象に残っている3つの思想を軸に感想を述べます。
他者から承認を求めることを否定する。
要は、承認欲求を全否定しています。これには、褒められたら伸びるタイプの僕はびっくりしました(笑)
哲人 他者から承認されることは、たしかに嬉しいものでしょう。しかし、承認されることが絶対に必要なのかというと、それは違います。そもそも、どうして承認を求めるのでしょう? もっと端的にいえば、なぜ他者からほめられたいと思うのでしょう?
青年 簡単です。他者から承認されてこそ、われわれは「自分には価値があるのだ」と実感することができる。他者からの承認を通じて、劣等感を払拭することができる。自分に自信を持つことができる。そう、これはまさに「価値」の問題です。先生も前回おっしゃったではありませんか、劣等感とは価値判断の問題だと。わたしは両親からの承認が得られなかったからこそ、劣等感にまみれて生きてきたのです!
https://diamond.jp/articles/-/226813より引用
青年と同意見でした。。まさに僕はそうで常に他人の目を気にしています。他人より優れた自分で居たいと思っています。
人間誰しも、好きな人や身近な人に認められたいし、褒められたいはずだと思って生きてきたので正直『?』と思いました。
アドラーの答えはこうでした。
『他者からの承認を求め、他者からの評価ばかりを気にしていると、最終的には他者の人生を生きることになります。』
いつも他者の視線を気にして、他者からの評価に怯え、自分が「わたし」であることを抑えて生きていく事になる。
社会的に認められたいという承認欲求は、わかりやすく言うと組織のなかで出世したい。地位や名声を求めると言う事だが、でもそこで承認を得られたとして、ほんとうに幸福だといえるのか? 社会的地位を確立した人々は、幸福を実感できているのか?とアドラーは言っています。
課題の分離
アドラー心理学では、すべての悩みは人間関係の悩みであると定義しています。
その悩みは、ほかの人が解決するハズの課題に自分が足を踏み入れること、あるいは、自分が解決するハズの課題にほかの人が踏み込んでくること、によって引き起こされると補足しています。
これは、自分の経験から共感しました。
僕の友人同士で、金銭面のトラブルがありました。友人から相談を受けてその聞いていた状況から片方の友人に僕は肩入れをしてしまい、二人の課題に首を突っ込んでしまった。結果的にさらに状況を拗らせてしまいました。現在は、回復しましたがこの課題の分離を理解できていたら状況は、もっと早くよくなっていたなと今思います。
明日の事が見えないくらいにいまを生きる。
遠い将来に目標を設定して、いまはその準備期間だと考える。「ほんとうはこれがしたいけど、やるべきときがきたらやろう」と考える。これは人生を先延ばしにする生き方です。人生を先延ばしにしているかぎり、われわれはどこにもいけませんし、味気ないモノクロームの日々が続くだけでしょう。「いま、ここ」は準備期間でしかない、我慢の時期だと思っているわけですから。 しかし、たとえば遠い将来の受験に向けて勉強をしている「いま、ここ」も、すでに本番なのです。人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。人生における最大の 嘘、それは「いま、ここ」を生きないこと です。
本文より抜粋
この一節は、終盤に出てきます。二人の議論がまとまっていき、アドラー心理学の本質を解いています。
アドラー心理学『嫌われる勇気』を本とAudible(オーディブル)どちらも使った感想は?
冒頭でも述べましたが僕は本でもAudible(オーディブル)でも『嫌われる勇気』を読んで聴きました。
結論、今回のような人生哲学や自己啓発や成功哲学といったジャンルはAudible(オーディブル)がオススメです。
なぜなら
・こういったジャンルを読む人は本を読む時間が取れない。(運転、家事、筋トレ、ランニングなどいつでも聴ける)
・Audible(オーディブル)は倍速で早くも遅くも出来るのでより時間のコントロールがしやすい。
ナレーションの音声が、自己肯定感を上げてくれてモチベーションが上がる。(ジャンルもハマっているし対話式の内容だからなおよし!)
逆に、こういった人やジャンルは本の方が良いです。
・仕事のテクニックや技法を解いている本
・ノートを取りながらじっくり本を見たい方。
自分の読み方や、ジャンルによってどちらかを選択した方が良いですよ。
Audibleで『嫌われる勇気』を聞いてみる!今回は、アドラー心理学『嫌われる勇気』について感想を書いてみました。
それではまた!